小説家の津原泰水さんを講師にお迎えする、
弊社初の小説講座の開講が、いよいよ3月28日に始まります。
10名を予定していた受講枠が早々に埋まってしまいましたので、15名まで枠を拡大しました。現在、残席3名となっています。
「興味はあるけれど、どんなことを教えてもらえるかが分からなくて不安……」という方のために、第一回講義に引き続き、「文章」の講義の内容を、少しだけご紹介します。
幻想短編の名手であり、<文体の魔術師>と呼ばれる津原さんですが、本講座では「技術」を教えていただこうと思っているため、お話いただく内容も、あくまで文章技術論です。前回同様、講義メモをひもといてみましょう。
「文体とは〝得るもの〟ではなく〝残るもの〟だと心得る。基本的に〝足そう〟としてはならない」
「迷ったら音読する。調子良く読めない文章には、どこか欠陥がある」
「空白や記号でごまかさず、そこにあるはずの〝表情〟を探す」
「文章は思考。いったん自分の思考のふらつきを模写し、そこから不要なものを削るのも有効」
「<美しい/醜い><有意義/無意味>といった、文化・宗教・生活地域・社会的立場等に左右される内容は、必ず視点を限定して使う」
文章の初心者はもちろんのこと、すでにライターとして活躍している方、小説執筆歴が長い方であっても、より美しい文章を書くヒントが散りばめられています。
実際に、現在、お申込み下さっている受講生には、「小説は初めて書きます」という方から、プロのライターやビジネス関連の著述業まで、様々な方がいらっしゃいます。事前に、ご職業や創作歴、講座で何を学びたいかなどをお伺いして、全員に楽しんでいただけるよう、津原さんと相談しております。
ご質問がある方は、気軽にご連絡ください。お待ちしています。
※プレスリリースは
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